洗剤の使い分け!洗濯に使う時の種類はどうすればいい?

自宅ではほとんど洗濯しないんですが。

昔、一人暮らしの時はコインランドリーで洗濯してました。でも、洗剤は気にしてませんでしたね~、新聞屋さんがくれたのを使うとかそんな感じで。

その頃は、粉末洗剤が多かった気がします。洗濯物の汚れが落ちるかどうかとか、この服はこの洗剤で洗っても大丈夫なのかとか一切気にしてませんでした。

しかし、よく考えてみれば、洗剤には、粉も液体もあるし、合成だとか天然だとか、中性、アルカリ性なんて色々種類があるんですよね。

洗剤のことなんて気にしたことなかったんですが、これから暑くなって汚れた洗濯物が増える季節、ちょっと洗剤の種類について調べてみようかなと思います。

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洗剤の使い分け!粉末洗剤と液体洗剤の違いは?

まずは洗剤の種類で分かりやすい粉末洗剤と液体洗剤の違い。

この2つはどう使い分ければ良いのか?というところから。

粉末洗剤と液体洗剤の違い

自分も使っていた粉末洗剤。スーパーの安売りなんかでよく見る気がします。

まず、粉末洗剤の特徴としては、

  • 洗浄力が高い
  • 溶け残りが気になる

ということみたいですね。

それでまずは粉末の方が洗浄力が高いという理由なんですが、調べてみると、成分の違いが大きいようです。

  • 「汚れ」の成分は酸性であるケースが多い。
    →酸性のものを洗うのだからアルカリ性の洗剤がいい。
    →粉末洗剤の成分は弱アルカリ性で液体洗剤の成分は中性のものが多い。

だから、粉末洗剤の方が洗浄力が高い。

というようなことでした。

じゃあどうして粉末洗剤の成分は弱アルカリ性になるのか、ということなんですが、それは、炭酸塩(たとえば炭酸ナトリウム)とか過炭酸塩(たとえば過炭酸ナトリウム)を配合するからなんだそうです。

じゃあ、液体でもそれ使えばいいじゃないかと思うんですが、残念ながら炭酸塩や過炭酸塩は水溶液では分解して長持ちしないらしいんですね。

それ以外に自分が考える理由としては、炭酸塩なんかは「安価で使いやすい」というのがあると思います。どう考えても合成界面活性剤なんかよりは安いと思いますので。

あと溶け残りが気になると言うのは、初めから溶けている液体と粉を比較したら、そりゃ粉が不利。これはしょうがないですね。

洗濯に使う水を洗剤が溶けやすいぬるま湯にするとか、気温が暖かい夏場に使用するとか、すすぎの回数を増やすとか、そういう対策は必要になるみたいです。

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弱アルカリ性洗剤と中性洗剤の違い

主に粉末洗剤がアルカリ性で液体洗剤が中性になるわけですが、一般的にアルカリ性の方が汚れが落ちやすいということになります。

注意点としては、アルカリ性のものはタンパク質を分解する力が強いということ。ですから、シルクとかウールというデリケートな動物性のものには向いていないようです。

逆にそういうものは中性洗剤で洗うべき、ということです。

これについては洗剤のラベルを良く確認して使用するようにしないと、服を駄目にしてしまいますから要注意です。

弱アルカリ性のものを使うなら、綿や麻、ナイロン、ポリエステル、アクリルなどの合成繊維という感じです。

普段着で汚れがひどければ粉末洗剤、おしゃれ着なら中性洗剤というのが良さそうです。

面倒くさいからもう液体の中性洗剤で良いじゃないか、と言う人も多いみたいですが。

いかがでしょうか。

洗剤の種類によって使い分けしないといけないことがあるというのは、実は自分は知りませんでした。

こうしてみると、暑い季節、薄着で汗をかいて汚れやすい時には弱アルカリ性の粉末洗剤、寒い季節、余り汗をかかないしおしゃれな上着を着る時期には中性の液体洗剤という使い分けが良いみたいですね。

いずれにしても、洗濯する時は衣類のラベルを良く確認してトラブルが起こらないようにして下さいね。

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