今年も梅雨が終わって梅干しの季節。
管理人の母親は毎年梅干しを作っています。
大雨の後、しばらくは天気が続きそうなので梅を干しているところ。
6月、7月と災害が続きましたがどうにか無事に梅干しができてありがたいですね。
ところで。
梅干しが健康にいいのは誰でも知っていると思いますが、具体的に何がどんな風にいいんでしょうか?
管理人も食欲増進とか、夏バテとか、熱中症予防に塩分をとかそういうのは聞いたことがありますが、あまり知らないので調べてみることにしました。
梅干しの効果効能はクエン酸によるもの
まず、梅干しの効果効能の原因なんですが、疲労回復なんかはクエン酸によるものだそうです。
クエン酸といわれても良く分からないのですが、酸なので酸っぱいんですよね。
レモンなんかにも多いみたいですが。
それでこのクエン酸、人間のというか酸素を呼吸する生物のエネルギー生成回路の中で重要な働きをしている物質だそうです。
高校の生物で習うんですけど、忘れてますね。
クエン酸回路というやつ。
内容は理解できてませんが、とりあえずこのクエン酸が増えればエネルギーが増えて身体が元気になるということらしい。
管理人は気分的にシャキッとするくらいのものですけどね。
それでこのクエン酸、どこに効果があるのかと言うと、肝臓だそうです。
肝臓は毒素を分解するときにエネルギーを消費するのでそれを助けるんだとか。
それから、二日酔いの防止、血圧の抑制にもなるんだとか。
もうひとつ、胃液の分泌を促進する作用もあるんだそうです。
食欲のないときに梅干しってことですね。
やっぱりすぐれものですね~
ちなみに。
お腹が空いて胃が痛いのは胃酸過多だそうですから、逆効果のこともありますのでご注意を。
梅干しの食べ合わせは迷信
管理人の田舎ではよく「うなぎと梅干しは食べ合わせ」と言われてました。
一緒に食べるとお腹を壊すんだとか。
でもこれって迷信みたいですね。
管理人は何度も一緒に食べてますがお腹を壊したことないし。
それで由来を調べてみると、どうもうなぎと梅干しを一緒に食べるとうまいから食べ過ぎる、という説が有力なようです。
贅沢だということですね。
他にも消化に悪いんじゃないかとか、栄養を損ねるんじゃないかとか、そういう考えがあるみたいですね。
実際にはそんなことは無いそうです。
だから迷信。
管理人は言葉に「う」がたくさんあって、「う」の食べ過ぎになるからよくないというのを聞いたことがあります。
こうなると完全にこじつけですけどね。
それじゃあうなぎ定食にうどんと梅干しが出てきたらどうするんだってことになるじゃないですか。
まあ、他の食べ物では本当に良くないものもあるそうですから、なんでも迷信ということはないですけど、これに関しては迷信だそうです。
梅干しの食べ過ぎはNGか?
梅干しは塩で漬けていますから食べすぎると塩分摂りすぎになるので良くない、と言われます。
ただですね、夏の暑い日には塩分と水分を取らないと熱中症になりますから、一概には言えないんですよね。
病気の人ならいざしらず、健康な人なら少々塩分を取ったとしても不要な分は体外に排出されるわけで、たまに何個か食べたくらいでどうにかなるとも思えません。
そんなに塩分が危険なら海水浴なんて出来ないと思うんですけどね。
海の水は飲むし、皮膚からはどんどん入ってきますから。
それに、塩辛いものってどのみちたいして食べることは出来ません。
塩分が多くなりすぎたら身体が拒否しますから。
唐辛子系の辛いものは相当食べる人はいますが、塩辛いものはある程度食べたら食べられなくなるものです。
普通の人は辛くて酸っぱい梅干しを10個も20個も食べられるもんじゃない。
食べすぎてはいけない、なんてわざわざ言わなくても、適度に食べればいいと思うんです。
過剰摂取になりそうなら、食べたくなくなるんですから。
管理人のまとめ
今回は梅干しの効果効能についてお話しました。
今更言われることもないですが、疲労回復、食欲増進に効果があります。
その効果は主にクエン酸によるものだそうです。
しそで染めた赤い色も食欲にはいいんでしょうね~
管理人は今年もまた自家製の梅干しが食べられてありがたいことだと思っています。