アカモク、という海藻があるそうです。大阪に住んでいる自分には馴染みがないんですが。
秋田では“ぎばさ”山形では“ぎばんそう”山陰では“神馬草”新潟では“ナガモ”と呼ばれ、昔から食べられているそうです。
それで、このアカモク、実はスーパーフードらしく、ネットで見ているとなんだか万病に効く、みたいな事になってました。
あんまりなんにでも効果があるとか書かれるとかえって怪しい感じがするんですが。
まあ、海藻ですから、ワカメや昆布みたいなもので、普段から何気なく食べているけど実はすごいものだった、的なことはあるのかもしれません。
このアカモク、気になるのでチェックしてみました。
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アカモクとは?
そもそもアカモクってなに?というところからなんですが。
食品なんだから売ってるんだろうと思ってアマゾン見たらやっぱり売ってました。
秋田ではぎばさ、と呼ばれているそうですから、それがパックになって普通にアマゾンで売られているということです。
生息域は日本の浅海ならどこでもいるみたいですね。生命力が強くて舟のスクリューに巻き付いたりするのでむしろ漁師からは嫌われ者になってるようです。
なんだかもったいない。
そんな中、震災復興のためということで、宮城県塩竈市でアカモクの知名度向上、販売促進のための萌えキャラが誕生しているんだとか。
その名も、「渚の妖精ぎばさちゃん」。
知りませんでした。
こんな感じ。
渚の妖精ぎばさちゃん、のサイトはこちら。
http://gibasachan.com/
必殺技はサルガッソーホールド、なんだとか。バミューダトライアングルのあるサルガッソー海の海藻もアカモクの仲間だからだそうですが、なんとも物騒な名前です。
必殺技だからそれでいいのか?
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アカモクの効能!成分は?花粉症に効果があるのか?
萌えキャラはまあいいとして、じゃあ実際の成分はどうなってるのか?
ウィキペディアによると、
モズクやメカブ同様、ポリフェノールやフコイダン、フコキサンチン、各種のミネラル、食物繊維を豊富に含み、健康に良い機能性の高い食品として注目をあびている。
となってました。
ポリフェノールやフコイダン、というのは聞き覚えのある成分名です。
ポリフェノールは心臓病や動脈硬化を防ぐと言われていたり、フコイダンは、肝臓に良いとか、血圧を下げるとか、抗菌作用があるとかアレルギーを抑えるとか、コレステロールを下げるとか、ガンに効くとか、色々言われているみたいです。
この中のアレルギーを抑えるとかいうところあたりから花粉症に効くんじゃないかとか、そういう話が出てくるのでしょう。
ただ、残念ながらフコイダンの効果については、現段階では実験室レベルの話で、明確な臨床データがあるわけではないようです。
まあ、アカモクの生命力の強さと、ネバネバしたものは身体に良いというイメージはありますから、ひょっとしたら本当に効果があるのかもしれませんが、よくわからないですね、個人差も大きいでしょうし。
自分としては、美味しく食べることが出来ればそれでいいじゃないか、と思いますが。
いかがでしょうか。
アカモク、なかなか興味深いです。日本近海で沢山とれるならもっと食べればいいんじゃないかと思いますし。
海藻は体を冷やすとか言われるそうですが、だいたいそんな大量に食べられるものでもないんでしょうから、普通に酢の物とかにして食べる分には何も問題はないと思います。
こういう海の恵みは大切にしたいですね。