四国遍路を逆打ちする意味とは

セミリタイアで、やってみたかったことのひとつが四国遍路。八十八ヶ所めぐりとか四国巡礼とか、呼び方は色々ありますが、早い話が四国のお寺をぐるぐる回るってことです。それで、四国遍路は長い歴史があるんですが、4年に一回、逆打ちをすればお大師様に会えるという言い伝えがあり、それが今年2016年になるんです。オリンピックと同じですね。実は順打ちはやたことあるんですが逆打ちはやったことないんですよね~。

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四国遍路を逆打ちすると弘法大師に会えるのか

もちろんそんな保証はどこにもありません。しかし、言い伝えでは衛門三郎が弘法大師を追いかけていくら順打ちしても追いつけなかったので最後に逆打ちをして会うことが出来たということですから、言い伝えにあやかりたいと思うわけです。

高野山

※上の写真は88箇所を満願したときの納経帳、高野山の頁です。

実際に四国遍路をやってみると分かることなのですが。

白装束を着てお寺を巡礼している自分は弘法大師に呼ばれ化身として修行しているのであり、その自分を支えるためにお接待してくれる道行く人がみな弘法大師の化身であるという気持ちになります。

わざわざ逆打ちしなくても、出会う人がみな弘法大師のお導きによるものであり、実は弘法大師の化身であるということです。

とはいえ、4年に一度の逆打ちの年、せっかくだからやってみるに越したことはありません。

四国遍路の旅が満願で来ても出来なくても、その遍路で出会った人、風景、考えたこと、どれもが大切な経験となり思い出となります。

世の中にはこんなにいい人がいるんだと分かります。

ただ、四国遍路は健康で、時間と金があったらできるのかと言われるとそうは思いません。

どうしても、弘法大師に呼ばれなければ行くことは出来ない。

そういうものだそうです。

自分も足が動くうちにもう一度巡礼してみたいものだと思っています。

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