自分も歩き遍路で四国遍路に行ったわけですが、人によってはものすごい準備をして巡礼前から毎日何十キロも歩く練習をしてから巡礼に参加する人もいると聞きました。
とても自分には出来ないな~と思ったんですが、こればっかりは人によるんですね。
自分の場合はせいぜい四国巡礼の本を買ってきて読んだのと、ちゃんとした靴を買ったくらいで事前の体力つくりとか何もしませんでしたし。
それでも88ヶ所は満願したわけで、準備出来るならやったほうがいいに決まってますけど、そこまで気合を入れなくてももっと気軽にはじめていいと思うんですよね。
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四国遍路に気軽にはじめたほうがいいと思う理由
だいたい、四国遍路というのはお大師さんに呼んでもらえなければ行けないということになっているんだそうです。
だから、どんなに準備してもまだ来るなと言われたら行けないし、準備が整っていなくても来いと言われたら行くしかないんです。
それと四国遍路がうまくいくかどうかは準備の問題というよりも、自分で自分の体力がどれくらいあるのかが分かっているかどうかの方が重要だと思っています。
一日25km以上歩くと次の日歩けないのなら、最初のうちはでは20km程度のところでストップして宿に泊まるとか、そういう無理をしない計画が重要です。
無理をして回り切ることが出来なかったり怪我をしたりしたら本末転倒です。まあ、そういうことで得られる経験も貴重なものかも知れませんが。
それに、これだけ多くの人が歩き遍路していて満願になってるわけですから、よほどのことがない限り出来るのが当たり前なんですね。
インフラだってどんどん良くなっているみたいですし、昔ながらの地元の人のお接待なんかもあるわけで、気軽に始めても回れる環境はあるんですね。
もちろん気軽にとはいっても、心構えくらいはちゃんとしていないといけないです。
ただ、バスやタクシーなら何もかも準備してくれますし、いきなり歩きで遍路に出たってお金とか持っていれば今ならコンビニもあるわけですから、なんとかなります。
ここで気軽にというのは、せっかく四国遍路に出ようと思ったのに考えすぎて巡礼が出来ないというのがもったいないなと思うからなんですよね。
心が動いた時にやりたいことをやる。
四国遍路はそれでいいと思うんです。