子供を褒める教育にはどんな悪影響があるのか

自分は独身のおっさんなので子供いませんが。

教育の分野では褒めて伸ばす、ということがよく言われてるみたいですが実際のところどうなんでしょうか?

自分のようなおっさんでも、ちょっとしたことで褒めてもらえたら結構うれしいですから、子供はもっと喜ぶだろうし、やる気も出てきて勉強もするようになると思うんですけど。

常に褒められていないと不安になってくるとかあるんでしょうかね~

実は子供を褒める教育というのも行き過ぎると悪影響があるようで、その辺の解説がありましたので確認したいと思います。

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子供を褒める教育の悪影響 4つ

適度に褒めてあげるのはとても重要だと思うのですが、やりすぎると悪影響が出るということですよね。

学生の時も会社に入ってからも毎日怒鳴られてビクビクしていた自分のことを考えると、副作用が出たとしても子供も大人も褒めてあげてよと思うんですけど。

では、実際のところどんな悪影響が考えられるのか4つです。

  • ほめられないと、やらなくなる
  • ごほうびがエスカレートする
  • 失敗を恐れるようになる
  • 指示待ち人間になる

ということだそうです。

そうかなと思うところもありますがそれぞれ見てみます。

ほめられないと、やらなくなる

これはあるでしょうね、子供ならなおさらですけど。これが発展していくと「ほめられないことはやらない」という人間になるそうです。

これは褒めてもらえるかどうか、というのが行動基準になっていくということなんですね~。いわゆる偽善者ってことなんでしょう。

真面目系クズ、みたいな人が増えていくということなんでしょうか?

でも、褒めてもらえるからと言う理由だったとしても人の役に立つことをする人はやっぱり偉いと思うんですけどね~

ごほうびがエスカレートする

これもありますよね。

これをやれば褒めてあげますとか、テストでいい点取ったらお小遣いをあげようとか。

まあ、要求がエスカレートしている構図はどこにでもあるわけで、ゆすり、タカリと同じことですよね。

きっとこの、どんどん要求がエスカレートしていくというのは人間の本能みたいなものだと思うので、子供がにはよくないのかもしれません。

「足るを知る」という言葉があるくらいですから、どこかで線引をしないとキリが無くなるということなんでしょう。

でも何かを頑張ったらご褒美をあげるというのは人間的でいいと思うんです、適度にやればですけどね。

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失敗を恐れるようになる

これは褒めても叱っても同じ結果になると思います。

結局、失敗すると褒めてもらえないから失敗しそうなことはやらない、という方向に行く子供がいるということですね。

失敗すると叱られるから失敗しそうなことはやらない、という方向にも行くわけですから、これは教育する側の問題というか子供の資質の問題のような気がします。

ただ、失敗を恐れるばかりでは何もできなくなるし、子供のうちに色々失敗しておかないと加減がわからず後々本当に大きな失敗をすることもあるので、チャレンジさせる勇気を持たせるようにすべきなんでしょう。

結果に対して褒めたり叱ったりするのではなくて、チャレンジしたことに対してよくやったと褒めてあげるとか、チャレンジしないことに対してやれば出来るはずだと叱るとか、そういう方向で行くべきなんじゃないでしょうか。

指示待ち人間になる

これも褒めても叱ってもなりますよね。

結果を気にするあまり自分からは動くことができなくなる。何をするにも親に確認してから出ないと動くことが出来ない。

これをすれば褒めてもらえるだろうかとか、これをしても叱られないだろうかとか、そんなことばかり気にする子供になりますから、当然自主性なんかはなくなるわけです。

自分のやりたいようにやることが出来ない人間に育ってしまったら・・・

こういう人会社にはとても多いんですが、結果だけを見て評価するシステムの弊害何じゃないかと思います。

上司に言われてやりました、自分の判断では動いてませんから自分は悪くないです、という理屈ですね。

子供も同じことというか、子供の頃からそういう教育を受けてきたから、親にいわてやりました、自分は悪くありませんという論理になるんでしょう。

いかがでしょうか。

よく言われることですが、子供は無条件に親に愛されたいものだそうです。

褒めるというのも結果を見てから条件付きで褒めているとなると、子供本人を褒めているのではなく、子供が何かをした結果を褒めているだけなので子ども自身には響かないということなんでしょう。

親の見栄とかそういうことですね。

叱るにしても子供自身が傷つくような本人の人格を否定するような叱り方をすると子供がおかしくなりますから、そこは注意しないといけないでしょうね。

一番言われたくないのは、「だからお前はダメなんだ」という内容だと思いますので。

褒めるにしても叱るにしても本音で子供と向き合うことが重要だし、褒めるなら子供が親に依存してしまわないように注意しないといけないし、叱るなら子供の人格を傷つけないようにしないといけないんじゃないかと思います。

とはいえ、大抵の子供は褒めようが叱ろうがしたいことをして、嫌なことはしないわけで、騒ぐ時は騒ぐし、いたずらしたい時はいたずらするわけですが。

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