Amazon Dash Button、というのが日本に上陸したそうです。
なんだろうなと思って、アマゾンを見てみると、なんと、ボタンを押せばアマゾンが来る、というか物理的にボタンを押せば必要なものがアマゾンに発注できるということなんですね。
イメージは、居酒屋でタッチパネルで注文するのと同じようなものかなと。
違うのは、各商品ごとにボタンがあるから単品での注文になるということ。たとえば「サントリー天然水」だったら、天然水のボタンがあって、そのボタンを押せば発注できるということのようです。
とにかく、毎日使っているものがなくなったとき、ボタンを押したら発注できてうまく行けば数時間後にアマゾンが持ってきてくれるということになるんですよね。
これまで、パソコンやスマホで発注していたのが、まさにボタン一つで発注できてしまうという仕組みのようです。
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Amazon Dash Buttonはプライム会員のみ
自分は普段アマゾンは使わない人なのでこういう仕組みができたからと言っても心は動かないんですが、これ便利でしょうね。
特に、あまり出歩けない老人とかにはありがたい仕組みじゃないかと思います。アマゾンの動画でも紹介されていますが、日用品のボタンを購入しておいて、シャンプーが切れたらシャンプーのボタンを押す。フルグラがなくなったらフルグラのボタンを押す、そんな感じ。
ボタンは好きなところに取り付けられるみたいですから、とりあえず冷蔵庫につけておくとか、風呂場につけておくとか、なくなったなと思ったら押せるところにボタンをつけておけばいいわけです。
プライバシーとかセキュリティとか、ややこしい話はともかく、便利なことには間違いない。「ないやないか!」と思った瞬間にボタンを押せばいいわけですから。
ただ、このサービス、今のところアマゾンプライム会員のみだそうです。普段からアマゾンで買い物している人じゃないと使わせませんよ、ということなんでしょう。
それから、データを飛ばさないといけないので、Wi-Fi、は必須だそうです。光回線が来てるならルーターをWi-Fiにしておけばいいだけなんでしょうけど。
持ってないならWIMAXとか。→BroadWiMAX
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Amazon Dash Buttonにはどんな商品があるのか?
それは、アマゾンのサイトを見ればいいわけなんですが。
http://amzn.to/2fZnxCb
色々ありますね~。
洗剤とか、シリアルとか、水とか、歯磨き粉、青汁まで。毎日使うし品切れは起こしたくないもの、ということでこれからもまだまだ増えるんでしょう。
確認はスマホアプリで出来るそうですから、これも簡単。誤発注防止のために1回押したら配達するまでに何回も押してもスルーされるとか、当然といえば当然ですがそういう機能もあるようです。
まあ、対象がアマゾンプライム会員で、アマゾンで買い物するのは慣れてる人たちですから、そんなにトラブルも起こらないのでしょう。
こういう仕組みがあると買い置きしておくとかそういう必要はなくなりますね。
バーゲンでものを売るのではなくて仕組みでものを売る時代になってきているのかもしれません。
そして、こうやってデータを取られていくと、そのうち、アマゾンから、「そろそろこの商品が必要ではありませんか?」というメールが入るようになるんでしょう。
こんな風に行動パターンが管理される社会、便利なことには違いないですが、はたしてそれが人間にとっていいことなのかどうなのか、自分が生きている間に結論は出ないかもしれませんが。