メダカなんて結構飼いやすい魚なんですがやっぱり稚魚は死にやすいです。じゃあ原因は何なのか?対策はどうすればいいのか?ということで、メダカの稚魚の死因について調べてみました。
【スポンサードリンク】
メダカの稚魚がすぐ死ぬ原因
1つ目は、餓死。なに、今時餓死だって?と思われますが、結局、餌のやり方、だそうです。どういうことかというと、稚魚は孵化してから3日程度はお腹の袋にある養分だけで十分なんですが、3日をすぎると餌を多めに与えないと死んでしまう、ということなんです。目安としては1日5回。思っているより多いんじゃないでしょうか。
その期間は孵化後約2週間。ついでに言うと、メダカは自分の口より大きなものは食べられませんから、餌は十分に小さく砕いて与えないと意味がありません。半生タイプのものなら指でも十分潰れるでしょうが、そうでない場合はとにかく細かい粉末にして与える必要があります。
2つ目は、水流。水流が強すぎるとメダカが疲れて死んでしまうんだそうです。子供の時から働き過ぎ、みたいなもんでしょうか。強い水流が発生しやすいフィルターやエアレーションは駄目、ということです。
3つ目は水質汚染。これは出来るだけ大きな水槽で飼うのがいいでしょうね。出来ない場合は、餌の残りをこまめに捨てるとかでしょうか。
4つ目は水温の変化。水換えをするにしても現状入っている水は2/3程度残しておいて、水換え用の水も温度が同じになってから入れるとかそういう配慮が必要です。
【スポンサードリンク】
メダカの稚魚の生存率を高める方法
それで、もうちょっと手間がかからないいい方法はないものか?ということなんですが。そういうときには、前にも書いたんですが、メダカ、特に稚魚を飼うならグリーンウォーターがおすすめです。
グリーンウォーターの作り方についてはこちら
→メダカを飼う時の稚魚の扱い方
グリーンウォーターを作るのは簡単で、大雑把に言うと、水道水をバケツに入れて何日か放置しておけば勝手に出来てきます。もうちょっとちゃんとやるなら池の水なんかを混ぜてやったほうがいいですが。
それで、グリーンウォーターってその正体は植物性のプランクトンとかなので、メダカの稚魚にとっては住んでるところが餌だらけという状態でなんですね。これなら餌をやり忘れたとか、ましてや、餓死、なんてありえません。難点は、水が緑になってるので観察ができないということでしょうか。
しかし、全滅の悲しみを知っているならそれくらいはガマンしないと・・・
それと水流対策ですが、もしもフィルターをかけたりエアレーションをしていた水流が原因で死んでいたとしたら、稚魚の間だけでもやめましょう。酸素不足で死なないかという心配はありますが、開口部が大きい水槽を使えば酸素は水中に供給されます。過密状態で飼わなければ通常は大丈夫です。
水量の目安としては、成魚ならメダカ1匹1Lというところなんですが、稚魚なのでそこまで水量は要らないようで、1匹300~500ccといったところでしょうか。
水質汚染は十分な水量で飼うことが重要ですし、水温の変化は水換えを出来るだけしない、するにしても蒸発した分の水を補給する程度にとどめておくということで改善されると思われます。ということで、メダカの生存率を高める方法についてまとめると、
1.グリーンウォーターで飼う。
2.水量を多めにして余裕を持って飼う。
ということでしょうか。
これでメダカの稚魚がすぐに死ぬということはなくなるとと思います。
メダカを見ながらのセミリタイア生活、楽しみです。