メダカが孵化したら稚魚を育てたい。しかし、だいたい稚魚ってのはすぐ死ぬ事が多いもの。なんとか生存率を高めたい!ということで、メダカの稚魚の生存率が上がるための取り扱い方について調べてみました。
【スポンサードリンク】
メダカの稚魚の生存率アップ対策
親メダカと一緒にしない
親メダカは産卵された卵もそうですが、孵化した稚魚も食べてしまいます。
特に狭い場所でメダカの数が多い場合はとてもまずい。
産卵した時に親メダカからは隔離していると思いますが、稚魚もできるだけその状態で飼育しましょう。
グリーンウォーターを使う
メダカの稚魚は口が小さく市販の餌を食べることが出来ない場合があります。しかし、グリーンウォーターなら植物性プランクトンが豊富に含まれていますから、無理に餌をやるひつようもありません。ただ、水の色が緑色になってしまうので、稚魚の観察には向きません。
水替えをしない
メダカの稚魚は特に水質の変化には敏感です。グリーンウォーターを使うのがおすすめで、できるだけ広くて水量の多い状態で稚魚を飼いましょう。
※グリーンウォーターはバケツに水を入れて屋外の暖かい場所に放置しておくと勝手にできる緑色の水のことです。稚魚の育成にはちょうどいいらしいです。ちゃんとしたグリーンウォーターにしたければ、バケツの底には種水として池の水を少し加えてやるといいようです。
屋外の睡蓮鉢でメダカを飼っている場合はその水が使えると思います。
なお、グリーンウォーターの中で飼育する時は赤玉土を使ってはいけません。水が澄んでキレイになってしまいます。グリーンウォーター中で飼う場合にはベアタンクといわれる状態(底になにも入れていない状態)にしましょう。
メダカを飼っていてボウフラがわくなら
メダカの成魚はボウフラは好物のようですぐに食べてしまうのですが、稚魚の場合はボウフラを食べることは出来ません。屋外で対策するのはなかなか難しいのですが、稚魚が入っている水槽を網目の細かいネットで覆って蚊が入れないようにするというのが現実的なところのように思います。稚魚もある程度大きくなればボウフラを食べますから、そうなればほっといても大丈夫です。
湧いてしまったボウフラは、スポイトなどで吸い取って成魚に与えると喜んで食べます。
メダカの稚魚がある程度大きくなったら容器の引越しを
メダカの稚魚がなかなか大きくならない時は容器が小さい可能性があります。グリーンウォーターを使って日光も十分あたっていると思われる場合は、容器の引越しをした方がいいかもしれません。
水は同じようなグリーンウォーターを別途作っておいて、現状の水と少しずつ混ぜながら使うのがいいようです。
そして、メダカの稚魚が成魚の半分くらいの大きさになれば、成魚と同じ睡蓮鉢や水槽に戻しても大丈夫です。