インコを飼う人って多いですよね。かわいいし、手に乗ってくれたり、喋ったりしたら更に可愛いですから。それで、インコは冬の寒さに弱いだろうというのはだいたい想像付くんですが、夏の暑さにはどうなんでしょうか。暑いのには強そうに思いますが、近年の日本の夏も暑いです。注意点を確認してみましょう。
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インコの飼い方!夏の暑さ対策
基本的にインコは暑いところの鳥なので夏は大丈夫だと思ってましたが、30℃を超えてくると厳しいようです。それで暑さ対策をするわけですが、こんな感じだそうです。
- 電気代を気にしないのなら28℃~30℃でエアコンのドライ運転つけっぱなしが良い。
湿度は低めのほうが良いため。 - エアコンを使いたくない場合はゲージの上に水を凍らせた2Lのペットボトルを乗せて、
冷やしても良い。ただし、ペットボトルの氷は2、3時間しか持たないので、長時間外出する場合はなるべく涼しい場所を選ぶこと。できればエアコンを使うほうが安心。 - 暑いからといってクーラーや扇風機でインコに直接風を当てないこと。
直接風が当たると急激に体温が低下し危険な状態になる。 - 直射日光を当てないように、すだれやカーテンで日光を遮ること。
- 窓を開けることが出来るのであれば換気のために細めに開けておいたほうが良い。
(猫が狙っているなどの問題がある場合は出来ませんが) - 水浴びをさせるのも良い。
- 飲水を切らさないこと。
こうしてみると、人間が快適に過ごすことが出来る環境にするのが良さそうですね。
インコの飼い方!夏のその他の注意点
インコが暑い時は、
- 口を頻繁にあけている
- 翼を頻繁に広げている
というような行動を取るそうです。
いずれも、熱を体外に逃がしているわけで、口をあけるなんていうのは、犬なんかもおなじことをやってますよね。こんなことをやっていたら「暑い」というサインですから、エアコンなんかで部屋を涼しくしてあげましょう、ということだそうです。
それから、そもそもインコはオーストラリアの内陸部、乾燥した場所が原産だそうですから、単純に暑いのはなんとかなっても湿度が高いのは厳しいようなので、エアコンを使う場合も、冷房よりも除湿(ドライ)にしてあげたほうがいいようです。
それと、エアコンで温度を下げる時に、涼しくしたいからといって急激に温度を下げたり、冷やし過ぎたりするとインコには危険です。外出先から帰ってきて、暑いからといって18℃設定でギンギンにエアコンをかけるとかいうのはもってのほか。急激な気温の変化はインコの体調を崩すもとになりますので、そこは人間が我慢をするところですね。
いかがでしょうか。インコは基本的に暑さに強い方ですが、小動物には違いないので環境の急激な変化にはついていけない場合があります。夏場は急に暑くなったり、逆にクーラーで急に部屋を冷やしたりしますから、そういう急激な変化を避けるというのが夏を乗り切る一番のポイントのようですね。