ハムスターかわいいですよね~。子供が見たらすぐに飼いたいと言うんじゃないでしょうか。自分はセミリタイアしていてヒマではありますが、こういう小動物は世話が大変そうだし、なにより死んだ時に悲しいので飼いたくないんですよね。実際のところ、ハムスターの寿命ってどれくらいなんでしょうか。飼ってる条件にもよるんでしょうけど、ちょっと調べてみましょうか。
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ハムスターの寿命はどれくらい?
一人二人の話では本当のところがわからないと思っていたんですが、統計取ってるデータがありました。
3歳以上 35.4% 2438票
2歳以上 41.9% 2882票
1歳以上 13.4% 921票
1歳未満 9.3% 643票
これによると、2、3年が平均的な感じです。
最長8年というのも見かけましたが、それはよほどうまく育てたということなんでしょう。ギネスブック登録は4.5歳だそうです。一年未満で死んでしまうというのは少ないようですが、やっぱり2年から2年半という感じですかね。
実際のところ、ハムスターは2ヶ月目から繁殖可能で1年目まで繁殖して1年半からはもう老化が始まるそうですから、人間とは全く違う時間感覚で生きているんでしょうね。
ハムスターの寿命を延ばすには?
ハムスターの寿命は2、3年。そうは言っても一日でも長生きしてほしいもの。じゃあ、どうすれば寿命が伸びるのか?ポイントは何なのか?以下まとめてみました。
そうすると、どうも一番長生きするポイントは、
あまり構わないこと
だそうです。
これ、ちょっと悲しいですね~。可愛いから構いたくなるし、愛情を注いでいるつもりで世話をしたりするわけですが、それこそがハムスターのストレスになるということのようです。手をかけ過ぎるとろくな事にならないのは人間の子供でも同じですね。
それで、ハムスターは基本的に臆病な生き物ですからちょっとしたことがストレスの原因になるようです。たとえば、
- ドアの開け閉めの音
- みだりに名前を呼ぶ
- 冷たい手で触る
- 他のペットに見られる(狙われていると思うらしい)
- 掃除のし過ぎ(自分の臭いが消えると不安になるらしい)
- 多頭飼い(仲が悪いと喧嘩する)
- 電気のつけっぱなし(ハムスターは夜行性なので夜は暗くないといけない)
- ゲージの中の配置換え(物の配置が変わるとストレスを感じる)
- 暑さに弱い
こんな感じ。
引きこもりの虚弱体質の人みたいで、ハムスターの気持ち、よくわかります。
ストレス以外で気をつけることは食事と運動。これは基本ですね。だいたい、動物は「飢えること」が基本で食べたり運動したりするわけですから、餌は少なめにやるくらいでちょうどいい。人間の感覚で餌をやってたらたいてい肥満になります。
運動できないのもストレスになりますから、回し車などの設備はちゃんとしたものを用意する必要があります。
最終的にはむやみに構わずに温かい目で見守るというのが一番のようです。ただし、どんなに注意して飼っていても必ず寿命は来ます。悲しくても受け入れる気持ちを忘れないようにしてください。