インコを飼うとして、気になるのが寿命がどれくらいでどんな病気があるのかというところ。長生きさせるためには病気が一番恐いですからね。インコの種類や環境によってもインコの寿命は変わるようでので注意点について調べてみました。
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インコの寿命はどれくらい?
インコの種類にもよるそうですが、一般的なセキセイインコであれば7~8年が平均的なところだそうです。環境が良ければ15年ということもあるそうです。
それで問題はやっぱり病気。なかでも肥満がよくないそうです。
人間とおんなじなんですね。鳥かごで飼われているインコですから、どうしても運動不足になる。しかも、飼い主がインコが可愛いからといって何度も餌を与えてしまうと食べ過ぎて太る、ということだそうです。
雛の間はほしいだけ食べさせてあげないといけないでしょうが、成長すれば食べ過ぎは厳禁。大空を飛ばないのですから、そんなに食べる必要はないし、野生なら決まった時間に決まった分量を食べることも出来ないはず。
今の餌の事情なら栄養不足になることはないでしょうから、餌は少なめにしておくのがいいようです。
インコの病気について
インコも病気になれば動物病院で診てもらわないといけないのですが、そもそもインコは病気を隠す性質があるそうです。
理由は自分の病気を外敵に知られると襲われてしまうので、外敵から身を守るために弱っているところを見せない本能が働くからなんだとか。
ですから、病気の種類を知るよりもインコが病気になっているかどうかを確認する方法を知っておく必要があります。
その病気のサインは以下のとおりだそうです。
- 体の毛を膨らまし動きが少ない
体力を温存している状態です。寒いか、具合が悪いということです。 - 元気がない
なんとなく元気がないと感じたら、室内を27~30℃に暖めて様子をみましょう。 - 食欲がない
餌の量を少なめに用意すると、減り方が良くわかります。明らかに少ない場合は体力低下につながるので早めに受診しましょう。 - 便の色・性状がおかしい・お尻の周りが汚れている
一時的なら心配ありません。続くなら消化管に何らかの障害があるというサインなので受診しましょう。餌や水が古い場合は取り換えましょう。 - 吐気・嘔吐を繰り返す・顔が汚れる
オスの場合は吐き戻しと判別をつける必要があります。食欲・フン・活気と合わせて見ていきましょう。 - 呼吸が荒い
ずっと続くのは、呼吸器系・心臓など異常の可能性があります。安静にさせ、ストレスを与えないように注意して受診させましょう。 - 呼吸時に雑音が混ざっている
呼吸器系の病気の可能性があるので受診させましょう。 - 咳
これも呼吸器系の病気の可能性があります。 - 鼻水・鼻まわりのよごれ
鼻のあたり・喉の病気の可能性があります。 - はげる
毛を掻きむしったり、皮膚病の可能性があります。毛を掻き毟るのはストレスによるものもあるので、遊べる環境を作ったり話しかけてりしてください。 - 毛並みが乱れている
- くちばしが変形している・異常に伸びる
日頃からインコの様子をよく観察しておくことが何よりも大切です。異常を感じたら保温して動物病院を受診するのがセオリーです。
ペットは大切な家族なのですから、日頃から十分気をつけてあげてくださいね。