昔みたアニメで、はれときどきぶた、というのがありました。
そこに出てくるお母さんは世にいう教育ママとは真逆の立場で、勉強なんかしてはいけない、お父さんは勉強していい会社に入ったのにリストラされて印刷屋をやっている、というような設定だったと思います。
今は個性の時代などと言われて子供のやりたいこと得意なことを伸ばしてあげましょう、などと言っていますが、現実はどうでしょうか?
むしろ、昔よりもお受験は盛んになり、幼稚園や小学校から私学の名門校に行かせて、ゆくゆくは東大、京大、早稲田や慶応に入れたいという親が多いと思います。
こういうのは本人の資質がそこそこだったらあとはどれだけ時間とカネをかけることが出来るかが勝負みたいなところがありますから、金持ちがいい学校に入るパターンが多いみたいですね。
自分の場合は、子供がいないので関係ない話ですが、世の中がなんと言おうと、自分の子供は名門中学校に入れてやりたいという親御さんは多いことでしょう。
ガラの悪い公立中学でいじめられたりしたらどうしよう、なんていう不安もありますからね。
自分は小学校から受験勉強で塾だとかなんだとかやるのはどうかと思いますが、よくよく考えてみれば昔は10歳前後で丁稚奉公に行っていたわけで、12歳で受験なんてかわいそうだ、などというのは考え方が過保護なのかもしれません。
それで、世間的には中学受験やるなら10歳くらいから始めないと遅いらしいですが、塾がない日にいったいどれくらい子どもたちは勉強しているものなのでしょうか?
ということで、家庭での勉強時間についてランキングがありましたのでご紹介します。
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中学受験生の家庭での勉強時間 ランキング
塾がある日は別として、塾がない日に家で何時間くらい勉強しているものなのか?
集計結果は以下の通り。
1位・・・1時間以上2時間未満(35%)
2位・・・2時間以上3時間未満(29%)
3位・・・3時間以上4時間未満(16%)
4位・・・4時間以上(11%)
5位・・・1時間未満(9%)
だそうです。
ちなみに塾のある日は、「1時間未満」が54%、「1時間以上2時間未満」が33%なんだとか。
こうしてみると、塾のない日の家庭での勉強時間は3時間以下が73%ということで、学校からまっすぐ帰って夕食前まで勉強しているくらいの時間でしょうか。
しかし実際にはクラブ活動や習い事をしていたりしますから、子供は忙しいよな、なんて思います。
塾のある日はさすがに家での勉強はあまりしないみたいですが。
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中学受験生の家庭での勉強場所
勉強というのは時間をかけないといけないわけですが、本当に勉強しているのかどうか分からないときもあるわけですよね。
特に子供の場合はよほどしっかりした子供でないと親の目の届かないところではサボってしまうものだと思います。
大人が会社のデスクで真面目に働いているように見えてもPCで遊んでいるのとおんなじことですよね。
この場合は、子供のほうが真面目かもしれませんが。
ということで家の中のどこで勉強するのがいいのか?というお話。
これは、どうも一人で勉強部屋に入れてしまうのは得策ではないようです。なんとなくわかると思いますが。
だいたい子供に限らず勉強している姿なんてあまり見られたくないですから、勉強部屋に入ってしまうと出てこなくなったりなにしているかわからなくなりますし。
だから、宿題なんかはリビングでやらせるのがいいようです。
家庭の事情によりますが、親の目の届くところで勉強させるというのがいいんだとか。
会社の仕事なんかだったら一人で考え事をしたい時に周りに人がいると邪魔だったりするのでですが、子供の勉強に関しては人がいても気にせず勉強できる癖をつけて、目の届くところで勉強させるということみたいですね。
これは子供の年齢にもよりますが、みんなの見ているところで堂々と勉強しろ、という躾をしたほうがいいみたいです。
いかがでしょうか。
子供が受験となると色々気を使いますが、気を使いすぎるのも逆効果。さりげないサポートがいいんでしょうけど、これはなかなか難しいことなんでしょうね。