そういえばプレミアムフライデーってのが始まったんですよね~。2017年2月からですよね。無職のおっさんは毎日が日曜日なのでフライデー関係ないんですけど。
一応、プレミアムフライデーというのは月末の金曜日は午後3時に退社して買物や旅行に行ってくれ、という経済産業省からのお達しということみたいですね。
本当に午後3時に会社が終わるならいいと思いますが、自分の経験だけで考えると定着は無理です。
自分が勤めていた頃ノー残業デーってのをやってましたけど、会社側が強制的にやらないと出来なかったし、それも最初のうちだけでそのうち消滅しましたからね。
まあそれはそれとして、早く帰れたとして何やりますか?っていう調査結果がありましたので紹介したいと思います。
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プレミアムフライデーにやりたいことランキング!1位は自宅でのんびり
ではプレミアムフライデーにやりたいことランキングです。
1位・・・自宅でのんびり過ごす(68.3%)
2位・・・外食/飲み(45.7%)
3位・・・ショッピング(31.3%)
4位・・・音楽鑑賞・映画鑑賞(27.0%)
5位・・・旅行(18.3%)
という結果でした。
複数回答なので100%を超えていますが、1位は「自宅でのんびり」ということのようです。
それ以外は、お金を使ってくれるレジャーのようですから、消費が増えるということで役所の思惑は達成しているのかもしれません。
自分が会社に勤めていても結局自宅でのんびりですかね~、ちょっと年配のサラリーマンはだいたい疲れてますから、休みは家でゴロゴロしてたいんですよね。
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プレミアムフライデーに実際にやったことは?
じゃあプレミアムフライデーに実際にやったことは何なのか?
考えたことと行動が違うなんてよくあることですから、そこを確認しないといけないですよね?ということでランキングです。
1位・・・家でゆっくり過ごした 45.8%
2位・・・外食・お酒を飲みに行った 36.6%
3位・・・買い物・ショッピング(化粧品・ファッション関連・食料品等) 8.5%
4位・・・国内旅行 6.5%
5位・・・映画鑑賞・音楽鑑賞(コンサート等)・観劇 5.2%
6位・・・スポーツを楽しんだ(スポーツクラブ・ヨガも含む) 4.6%
6位・・・ テレビ(録画していたドラマや、海外ドラマなど)を見た 4.6%
8位・・・ 近場の行楽スポットに出かけた(テーマパーク、美術館・博物館など)3.9%
9位・・・ ビデオ鑑賞(レンタル含む)3.3%
10位・・・マッサージに行った 2.6%
10位・・・その他 2.6%
という結果でした。
※プレミアムフライデー推進協議会事務局~ 2月24日(金)第1回「プレミアムフライデー」 実態調査 ~より抜粋。
URL:https://premium-friday.com/doc/release20170315.pdf
ランキングを比較してみると、大まかには予定通りの行動をしているようですね。
年代別で見ると、20代は外食などがトップでしたがそれ以外の世代は「家でのんびりが」が多かったようです。
家庭があればこそという気がします。ただし、50代は家でのんびりと外食などがほとんど同じ割合でした。
これって、家の中で居場所がないから自宅でのんびり過ごすのが難しいとかいうことなんでしょうか?
それだと結構寂しいものがあるんですけど。
50代ということは会社ではそこそこ偉いさんなわけですけど、家庭内ヒエラルキーは低いってことなんでしょうかね~。
他人事ではありませんが。
それと、奥さんの方もそんなに早く帰ってこられても、用事が増えるだけでうっとうしい、と思ってるんじゃないでしょうか?というかそういうアンケート結果もあるみたいですね。
夫婦揃って一緒に楽しく外食、というのならいいんですけど、早く帰っても煙たがられるだけだから一人で外食してるとかだったら・・・
いかがでしょうか。
プレミアムフライデー、自分には定着するとは思えませんがしばらくは継続されるんでしょう。大企業なんかは無理矢理でもやらせるでしょうし。
でも、時間給で働いている人は給料が減ってしまうし、サラリーマンを受け入れる側の飲食店やお店は忙しくなってしまうんでしょうね。
3交代勤務の工場とか、コンビニとかそういう人はあんまり関係なさそうだし、在宅勤務の人だったり、個人事業主なんかは自分で勤務時間を決めますからこんなのは関係ないんですよね。
あと、問題点としては早く変えるために前日に残業しておくとかそういう本末転倒なことが発生するということでしょう。
特に月末締め処理をする経理関係とか営業関係の人は忙しいと思うんですよね、月末の金曜日なんて。
仕事内容を見直して無駄なことをしないとか、効率を上げるとかそういうことも含めてのプレミアムフライデーだとは思いますが、基本的に時間給で働いている人にとって仕事の効率化はデメリットにもなるわけです。
自分の仕事が早く終わったら他人の仕事の面倒も見ないといけないとか、早く終わって暇そうにしていたら査定が悪くなって、効率が悪い人が残業してたら頑張ってるなって褒められるとか、そういう理不尽なところもありますから。
そして一番の問題は経営者の考え方で、雇った人間は使い倒さなければならないと思っている人は多いですから、口先だけ福祉だなんだと綺麗事を言っても、中途半端にしか実行されないのが普通だと思います。
いずれにしてもこういう取り組みは、経営者も労働者も相当意識を変えないと定着しないだろうなということです。
個人事業主である自分にもダラダラするなよと言い聞かせないといけないですね・・・