ノロウイルスによる食中毒 予防法のポイントとは?

毎年冬になるとノロウイルスによる食中毒などの被害がニュースになります。

今年、2017年でも和歌山の御坊で大規模な食中毒があり原因はノロウイルスだと言ってました。ところで、ノロウイルスって一体何なんでしょうか?

どういうわけで冬場に多いのか、また、予防法にはどういうものがあるのか、ちょっと調べてみたいと思います。

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ノロウイルスによる食中毒の原因

ノロウイルスとは、ということでウィキペディアを見てみると、

非細菌性急性胃腸炎を引き起こすウイルスの一属

と書かれていました。

結局、種類が多くてよく分かっていないということなんでしょうか。どうも、人工的に培養して増殖させる技術が確立していないため、ノロウイルス用のワクチンなどは作れていないらしい。

食品の中にいる場合もあれば、人間の便や吐物から感染する場合もあるようで、だから原因としては何が悪いのか、というのは分からないみたいです。

なお、冬場に多いのは気温が低いほうがウイルスが安定するため、なんだそうです。

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ノロウイルスによる食中毒の予防法

結局、どの食品が悪いとか本当の原因についてはよく分かっていないようですが、ウイルスが多数いるのは人間の便や吐物ということはハッキリしているようです。

じゃあ、予防方法はなんなんだ、となると結局「手洗い」と「消毒」に行き着くみたいです。

厚生労働省パンフレット

Click to access 0000142579.pdf

衛生的な手洗い

Click to access 0000097251.pdf

手洗いは、You Tubeにもその方法が。

動画まで作るとはなかなかやりますな~。

消毒は、「次亜塩素酸ナトリウム」、次亜塩素酸ソーダ、とかジアエン、などと言われますが、塩素系漂白剤なんかにもよく使われている薬品です。

この水溶液でよく拭く、ということになるみたいです。

ちなみに、消毒用エタノールは、ノロウイルスに関しては、やらないよりまし、という程度だそうです。

そして、食品を食べる人ではなくて、調理者が気をつけなければいけないことで、たとえば給食センターのようなところで、こういうところが甘くなると大規模感染につながるということだそうです。

一番まずいのは、ノロウイルス感染者が調理に関係するということ。無自覚だったり、潜伏期間があったりもするので、なかなか微妙だとは思いますが、疑わしい人は食事を作ってはいけないということになります。

調理方法としては、やはり加熱が一番のようで、85~90度で90秒以上の加熱が望まれる、ということだそうです。

この条件からすると、煮炊きしたもの、焼いた物、揚げ物なんかは大丈夫みたいですが、生の物は避けたほうがいいと言うことになるのでしょう。

いかがでしょうか。

ノロウイルス、恐いですが、調理する人が手洗いと消毒を十分にすればそんなに発生しないもののようです。

それから、感染経路を考えるとトイレ掃除が重要みたいですね。

ノロウイルスとは関係なく、食品を扱うところならトイレはキレイにしておいてほしいものですが。

個人でできることとなると、食事の前には良くてを洗う。ということと、体調管理くらいでしょうか。

ともかく冬場のノロウイルスにはご注意を。

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