認知症、自分は今のところまだ大丈夫そうですが。
亡くなった父親は半分認知症という感じで、正直いってこれがひどくなったらどうしよう、と言うのはかなり恐怖感ありました。
認知症になる前に亡くなってしまったのですが。
今のところ存命の母親はまだ大丈夫そうですが、高齢者の場合、ちょっと寝たきりになったりすると一気にボケるのでこわいです。
自分の知り合いでは、おばあさんが足を骨折してしばらく寝ていた所、そのまま認知症が進行して、自分だが誰だかわからないとか、息子の名前も思い出せないとかそんな感じになってました。
自分が認知症だと自覚できないで認知症になるのは、本人はいいのかもしれませんが家族や周囲の人間には大迷惑なので、なんとかそうなる前に手を打ちたいもの。
国でも自治体でもその取組には躍起になっている感じです。自分の住んでいる茨木市でも広報で特集を組んでいましたから、これから大変になっていくんでしょう。
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認知機能チェックリスト
ネットにも多数出てきますが、茨木の広報にもチェック項目が載ってました。
ごく一般的なところだと思いますが、以下のようなことに思い当たるなら早めに医者に相談しましょうということです。
認知機能チェック項目
□一人で買い物ができない
□バスや電車などで一人で外出できない
□道に迷って家に帰れない時がある
□今どこにいるかわからないときがある
□鍵など、ものの置いた場所がわからなくなる
□電話をかけることができない
□季節や状況に合った服を選べない
□1日の計画を自分で立てられない
□薬を決まった時間に適量を飲めない
□身だしなみを自分で整えられない
□家の中での移動が一人でできない
□生年月日がわからなくなることがある
□今日は何月何日かわからないときがある
□5分前の話を思い出せないことがある
□食事の準備ができない
□一人で入浴できない
□一人で着替えができない
□一人でトイレが出来ない
確かにこのリストに思い当たることがあったらかなりやばい感じがします。
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地域での認知症対策・新オレンジプラン
チーム・オレンジいばらき
どこの自治体でも認知症対策はされているのだろうと思います。国では認知症施策推進総合戦略として「新オレンジプラン」というのがあるんだそうです。
茨木市もそれをもとにチーム・オレンジいばらき、というのが出来ていて、認知症の支援を行っているんだとか。
実際問題、元気な認知症の人というのはこれはこれでやっかいで、先日も徘徊老人が列車事故で亡くなって保護責任やら賠償金やらでずいぶん問題になっていたと思います。
こういうことを軽減するために地域で対応しましょうということのようです。
家族が対応すると言っても限界もありますから、こういうサポートは本当に必要なことなんでしょう。
認知症、ならないようにしたいですが、こればっかりは努力でなんとかなるものでもないでしょうから、なってしまった時のサポートが重要なのかなと。
ちなみに、茨木市には認知症の相談ダイヤルがあるそうです。
- 認知症オレンジダイヤル TEL:0120-556-806(平日:9:00-17:00)
- チーム・オレンジいばらき TEL:072-662-0655(平日:9:00-17:00)
あんまりお世話になりたくはないですが、いざという時のためにやっぱり必要なんでしょう。
いかがでしょうか。
認知症、高齢者のいる家族には身近な問題ですし、家族にいなくても近所にいるだけでも色々と負担があったりします。
しかし問題を抱え込まないで、チェックリストを使って早めに確認して、こういうところに相談するほうが結果的にラクに解決できるのでしょう。