リップクリームは毎日使うものですが、最後まで使い切れずに捨ててしまうことが多いアイテムの一つです。特に、スティックタイプやチューブタイプのリップは、まだ中に残っているのに使えなくなったと感じることがあります。本記事では、もったいないリップクリームを最後までしっかり使い切る方法を詳しく解説します。
もったいないリップクリームを最後まで使い切る方法
リップクリームの残りを見極める方法
リップクリームは見た目でなくなったように見えても、実はまだ中に残っていることが多いです。特にスティックタイプは、底に1cmほど残っていることがあります。竹串やスプーンの裏を使って底のクリームを掘り出すと、意外と長く使えることがわかります。また、チューブタイプのリップは、折り曲げたり光に透かしたりすることで中の残量を確認できます。
さらに、使い終わったように見えるリップを一度温めると、容器の内側に付着したクリームが柔らかくなり、取り出しやすくなります。温める方法としては、手で握って体温で温める、またはドライヤーを弱風で当てると効果的です。これらの工夫をすることで、見えない部分に残ったリップをしっかりと活用できます。
最後まで使うための工夫
リップクリームを最後まで使うには、以下の方法がおすすめです。
- スティックタイプ：リップブラシや綿棒で取り出して使用
- チューブタイプ：ハサミで切って中身を掻き出す
- 小さな容器に移し替えて、指やブラシで使う
スティックタイプの場合、底に残ったクリームを綿棒やリップブラシでかき出すことで、あと数回分は十分に使えます。チューブタイプは、最後まで押し出しても残っていることが多いため、ハサミでカットするとより多くのリップを使い切ることができます。
さらに、小さなクリームケースやコンタクトケースに移し替えることで、持ち運びにも便利になります。こうすることで、余すことなく最後までしっかり使い切ることが可能になります。
リップクリームを無駄なく活用するアイデア
ネイルオイルとして活用
余ったリップクリームは、爪の周りに塗ると保湿効果抜群です。指先に適量をなじませることで、乾燥によるささくれを防ぎ、爪を健康的に保つことができます。特に、就寝前に塗ると翌朝しっとりとした指先に。
かかとの保湿ケア
乾燥が気になるかかとやひじに塗ると、しっとり柔らかくなります。特に冬場は乾燥しやすいため、リップクリームを活用することで簡単に保湿ケアができます。リップクリームを塗った後に靴下を履くと、さらに効果的です。
髪の毛のパサつきを抑える
指先に少量取り、毛先につけるとヘアオイル代わりになります。特に静電気が発生しやすい時期や、ドライヤーの熱で乾燥しがちな髪に少量なじませると、自然なツヤを出すことができます。ただし、つけすぎるとベタつくことがあるため、ほんの少量を使うのがポイントです。
アイブロウの整えにも
リップクリームを眉毛になじませると、毛流れを整えるのに役立ちます。ナチュラルなホールド力があるため、眉毛の形をキープするのにも便利です。特に無色のリップクリームなら、どんな眉メイクにも影響を与えずに使えます。
リップクリームを清潔に保つ保管方法
温度や湿度に応じた保管テクニック
リップクリームは高温で溶けやすく、低温で硬くなりやすいので、直射日光を避けた室温での保管がベストです。夏場は冷蔵庫に入れると形状を保ちやすくなりますが、使う前に少し室温に戻しておくと塗りやすくなります。
また、冬場は寒さで硬くなりがちなので、ポケットに入れて体温で温めると塗りやすくなります。溶けやすいリップは、持ち運びの際にポーチに入れることで型崩れを防ぐことができます。
衛生的に使うためのポイント
- 使用前に手を清潔にする
- リップブラシや綿棒を使うと衛生的
- 使い終わった容器はアルコール消毒して再利用
リップクリームを直接唇に塗る場合、細菌が付着しやすいため、こまめに表面をティッシュで拭き取ると清潔に保つことができます。また、家で使用する場合は、リップブラシを使うことでより衛生的に使用できます。
使い終わった容器は、アルコール消毒をして再利用すると、手作りのリップクリームや軟膏を入れる容器として活用できます。環境にも優しく、無駄を減らすことができるので、ぜひ試してみてください。
もったいないリップクリームの再利用アイデア
ハンドクリームに混ぜる
手持ちのハンドクリームに少量のリップクリームを混ぜることで、リッチな保湿クリームに早変わりします。この方法は、特に乾燥が気になる季節にぴったりです。リップクリームに含まれる成分が肌に優しく、手やひじ、ひざの乾燥をしっかりと防いでくれます。また、リップクリームに使われている成分は、肌の柔軟性を保つ効果もあるので、手のひらに馴染ませてからマッサージするように塗り込むと、肌がしっとりと柔らかくなります。手軽にできるので、毎日のケアとして続けやすい方法です。
DIYリップバームを作る
リップクリームを湯煎で溶かし、アロマオイルやビーズワックスなどの自然成分を加えて、オリジナルのリップバームを作ることができます。アロマオイルの香りを加えることで、リラックス効果も期待でき、リップケアがより楽しくなります。特に、ミントやラベンダーのエッセンシャルオイルを使うと、心地よい香りが広がり、唇に優しく潤いを与えてくれるので、日常使いにもおすすめです。さらに、手作りのリップバームを作ることで、自分好みの保湿感や香りを選べるため、よりパーソナルなケアが可能になります。
メイク下地として活用
リップクリームは唇だけでなく、乾燥しがちな頬や目元の下地としても使用できます。乾燥した肌の上に薄く塗ることで、化粧のノリがよくなり、肌がしっとりとした印象に仕上がります。特に目元や頬の乾燥が気になる部分に軽く塗ることで、ファンデーションのムラがなくなり、しっとりとした艶肌を作ることができます。乾燥が気になる季節には、この使い方を取り入れると、肌の状態が格段に良くなります。また、目元に塗ることで、乾燥による小じわが目立ちにくくなる効果も期待できます。
リップクリームを最後まで使い切るコツ【まとめ】
- スティックの底を削る：スティックタイプのリップクリームは底の方にまだ残っている場合が多いため、削ることで最後まで使い切ることができます。竹串やスプーンの裏を使って底に残ったクリームを掘り出すことも有効です。
- チューブを切って中身を掻き出す：チューブタイプの場合、最後まで絞り出せない部分をカットして中身を取り出しましょう。これにより、無駄なく使い切ることができます。
- 小さな容器に移し替えて活用：リップクリームを小さな容器に移し替え、指やリップブラシで使うことで、手軽に最後まで使い切れます。また、小さな容器を使用することで、旅行時などにも便利です。
- 爪や髪、かかとの保湿にも使う：余ったリップクリームは、爪や髪の毛、かかとの保湿ケアにも使えます。乾燥が気になる部分に塗ると、しっとりと柔らかくなり、乾燥によるトラブルを防ぎます。
- 手作りリップバームやハンドクリームに混ぜる：余ったリップクリームを使って、オリジナルのリップバームやハンドクリームを作ることができます。これにより、リップクリームを無駄にすることなく、有効に活用できます。
リップクリームは最後まで無駄なく使い切ることができます。日常の工夫次第で、さらに活用の幅が広がります。上記のアイデアを取り入れることで、リップクリームがさらに便利で長持ちするアイテムになりますので、ぜひ実践してみてください！ 無駄なく使い切ることで、環境にも優しく経済的です。
