岸和田だんじり祭といえば、関西では有名なお祭り。そのお祭りの激しさはひょっとすると全国でもトップクラスかもしれません。
お祭りというのは、日本でも海外でもそうですが、このお祭りのために生きているとか、お祭りで死んだら本望だとかそういうお祭りが時々あります。
そして、間違いなくこの岸和田だんじり祭は、お祭りのために死んでもいいと思っている人率No.1だと思います。
もちろん本当に人が死んだらその町は次の年にいろんな規制がかかるみたいですが、それでもだいたい毎年誰か死んでいるような気がします。つまりは地元の人からするとそれほどのお祭りだということでしょう。
お祭りが近づいてきたら血が騒ぐそうですから、もう理性で止められるレベルではありません。地元民でない自分には何がそこまでさせるのか分かりませんが、お祭りのために生き、お祭りのために死ぬ、それが岸和田だんじり祭ということなんでしょう。
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岸和田だんじり祭日程
試験曳き:9月4日(日)・16日(金)午後2時~午後4時
宵宮:9月17日(土) 午前6時~午後10時
本宮:9月18日(日)午前9時~午後10時
試験曳き:10月2日(日)午後1時~午後5時
宵宮:10月8日(土) 午前6時~午後10時
本宮:10月9日(日)午前7時~午後10時
ということだそうです。
毎年9月第3土、日(敬老の日の直前の土日)、10月第二土日、という感じですね。
岸和田だんじり祭アクセス
岸和田市北西部、岸和田城下およびその周辺で実施されます。
電車でのアクセスは、南海岸和田駅。駐車場はありません。車は近くの駅に駐車して電車を使うほうが無難な気がします。
岸和田だんじり祭の穴場
穴場と言っても「やりまわし」を間近で見たければ有料観覧席の購入が必要です。場所や時間帯によって、何を見ることができるかも違うようです。
とりあえず穴場と呼ばれている場所の紹介です。
岸和田駅前の商店街
商店街のアーケードからなら雨が降って濡れずにすむとか。
岸和田天神宮常磐殿
反対側になるので人混みは避けられるそうです。
弥栄神社
地元の人が多くあまり混まないそうです。
磯上町周辺
道が狭いので「やりまわし」の技術が見れて面白いんだとか。
いかがでしょうか。
岸和田だんじり祭、人が死んでも構わないくらいのお祭りですから、だんじりが通る沿道には「だんじり保険」がかけられているんだとか。
たしかに、高確率で家とか、電柱とか壊れてますから保険にも入らないわけには行かないでしょう。それでも家が立ち退いたり道が広がったりしてないところを見ると、もうそんなことはどうでもいい、ということなんでしょうね、きっと。
お祭りが激しい上に人出が多いですから見物は安全第一で。
死ぬ気で見るとか言わないように。