お正月には鏡餅をお供えします。
そして、地域によって色々ありますが、だいたい1月11日とか15日とか20日あたりで鏡開きをやって、割ったお餅を焼いてぜんざいを食べたりしますよね。
そして、鏡餅は歳神様のよりしろで、お餅は3種の神器の鏡に見立てられているとか、そういう説明をされるわけです。
みかんは、代々家が栄えますようにということで、「橙」の代わりだとか。いかにも縁起の良さそうなお話です。
しかし、本当にそれだけなんでしょうか?
調べていると、鏡餅は蛇だったのではないか、という説がありました。これ、チョット気になったので調べてみました。
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鏡餅の由来 お餅はとぐろを巻いた蛇?
日本のお祭りには龍とか蛇とかそういうものに関するお祭りが沢山あります。昔も今も治水は大事業なわけで、特に昔は水を制するものは強力な権力を持っていたと思われます。
そういう意味で、龍や蛇を祀っている神社は沢山ありますし、蛇とは言わなくても、しめ縄なんかは蛇じゃないのか、と思ったりするわけです。
人間と蛇の関係は旧約聖書の創世記にも出てくるほど古い関係ですから、最初の由来が忘れられたりすり替えられていることなんかがあっても不思議じゃないよなと思うわけです。
そういう目で鏡餅を見てみると、蛇がとぐろを巻いた姿に見えますよね、というか、そんなふうに言われたら、そうとしか思えません。
だいたい、鏡、だったら、二段にする必要はないじゃないですか。
となると、鏡餅の鏡はどうも後付でつじつま合わせの感じがします。むしろ、蛇を祀っていたのがすり替えられた感じがします。
これが蛇だとすると、日本が天孫族に征服される前の風習だったのかもしれません。蛇は田畑の穀物を食い荒らすネズミを食べる動物であり、水を司る。
脱皮することで新しい年を迎える、というようなことを考えると本来の鏡餅の意味はやっぱり蛇信仰だったのではないかと思えてなりません。
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鏡餅の由来 お餅は白蛇?
ただ、お餅が蛇だとしても白蛇だったかどうかは定かではありません。どうも、地域によっては紅白だったり、するそうなので。
ただ、お餅が白蛇の象徴だったら縁起がいいということで余計に蛇信仰に結びつくように思います。なにしろ白い蛇は神からの使いですからね~。
いかがでしょうか。
鏡餅、何気なく見ていましたが、どうもただの縁起物というわけでもなさそうです。蛇に似ているという説はどこまで本当かは分かりませんが、そんなふうに見てみたほうが面白いんじゃないかなと。
まあ、そんなことより、鏡開きのぜんざいが楽しみなんですが。
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