岩手山の山開きはいつになるのか?

岩手山と言われても実はピンときません。どんな山かウィキペディアによると、

岩手山(いわてさん)は日本の東北地方、奥羽山脈北部にあり二つの外輪山からなる標高2,038mの複成火山。岩手県の最高峰であり、県のシンボルの一つとされている。日本百名山に選定されている。

火山噴火予知連絡会によって火山防災のために監視・観測体制の充実等の必要がある火山に選定されている。

こちらも日本百名山なんですね~

では岩手山の山開きについて確認してみましょう。

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岩手山の山開き日程

実は岩手山の山開き日程は日にちが決まっています。

毎年7月1日

だそうです。

今年2016年の場合は、

日時:平成28年7月1日(金)午前6時~

場所:滝沢市:馬返し登山口、八幡平市:焼走り登山口、雫石町:御神坂登山口

日程:6時 神事・山開き式、式終了後登山開始、12時頃 山頂セレモニー

ということだそうです。

岩手山は3市町にまたがっているので滝沢市のHPには、

「岩手山の一年の安全祈願と麓の三市町の友情交流を目的として、毎年7月1日に八幡平市、雫石町と合同で岩手山山開きを開催しております」

と記載されています。

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登山コースの入口には岩手山神社というのがあるそうです。

由緒ある神社で、なんと、坂上田村麻呂が建てた神社!

これも滝沢市のHPによると、

歴史的に見ると、この神社は延暦20年(801)、坂上田村麻呂が蝦夷討伐のおり、国土鎮護を祈願して建てたと言われています。康平5年(1062)には源頼義が安倍貞任、宗任を討つために、この神社に祈願してようやく勝つことができたと伝えられています。

なんだとか。

坂上田村麻呂って・・・まだ平安時代が始まったばかりの頃じゃないですか。

ここに神社を建てたということは、山岳信仰自体はそれよりももっと前からあったということでしょうから、すでにこの辺りは相当の文化圏だったんでしょうね~

岩手山へのアクセス

電車でのアクセスはJR盛岡駅まで。

●柳沢コース:盛岡駅━(タクシー)━馬返(盛岡駅-滝沢駅間はIGRいわて銀河鉄道あり)
●焼走りコース:盛岡駅━(タクシー)━焼走キャンプ場
●御神坂コース:盛岡駅━(バス:岩手県交通)━御神坂駐車場
●網張コース:盛岡駅━(バス:岩手県交通)━網張温泉
網張温泉━(リフト:休暇村 岩手網張温泉 第1リフト~第2リフト)━うさぎだいら━(リフト:休暇村 岩手網張温泉 第3リフト)━いぬくら
●松川コース:盛岡駅━(バス:岩手県北バス)━松川温泉
●七滝コース:盛岡駅━(バス:岩手県北バス)━県民の森
●上坊コース:盛岡駅━(タクシー)━上坊神社

登山ルートは様々ありますが、どれも基本的には盛岡駅からタクシーと言う感じです。

地図を見ても車がないとどうしようもないというのがよく分かります。

この岩手山、かの宮沢賢治が登山したり、石川啄木が歌に詠んだりと、岩手の人からすると心の山ということのようです。もしかすると厳しい現実を忘れさせてくれる場所だったのかもしれません。

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