いかなご、関西では春の風物詩と言っていいと思うのですが、全国的にはそうでもなさそうですね。
自分の家でも毎年母親が、春になるといかなごを買ってきてくぎ煮を作っています。
いかなごはすぐに大きくなってしまうので、解禁日が来たらすぐに買いに走らないといけないみたいなんですが、今年、2017年は出遅れたようで、今日買ってきたのをみたらもうかなり大きくなってました。
近所の市場に買いに行ってたみたいですが、だいたいは、朝方に漁に出て、昼から売り出すということなんで狙って買いに行かないといいのが買えないみたいです。
しかも、今年は水揚げが少なく値段が高く、新子の値段は1kgあたり4千円が相場だったようです。母親が買ってきたいかなごは、もう大きくなっていましたが、それでも1kgが3000円でした。
2017年の解禁日は3月7日だったそうで、すでに一週間経過してますから、大きくなるのは仕方ない。
しかし、昨年は2500円だったのにと、しきりにぼやくのは、やっぱり大阪のおばはんだから仕方ないのでしょう。
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いかなごのくぎ煮の作り方レシピ
自宅で作っているいかなごのくぎ煮はこんな感じ。
- 生いかなご1kg
- しょうゆ200㏄
- 砂糖(ざらめ)230g
- 料理酒50㏄
- みりん150㏄
- 土しょうが(千切りにしておく)50g
あとは気分によってレモンを入れたりくるみを入れたりするみたいです。以前くるみ入りがうまかったのでリクエストしたのですが、めんどくさい、と言われてしまいました。
まあ、自宅で作るいかなごのくぎ煮なんで、こんなもんですかね。
手順
- 生イカナゴをよく洗い、ザルにあげてしっかり水を切る。
- 土しょうがは、皮つきのまま千切りに。
- アルミフォイルで落とし蓋を作る。
- お鍋に砂糖・醤油・酒・みりんを入れ、煮立たせる。
- 煮立ったところに、イカナゴをパラパラと少しずつ入れる。
いかなご同士がくっつかないようにバラバラ入れること。 - しょうがをふりかけ、アルミフォイルの蓋を入れる。
- アク取りをしてそのまま強火で20分。ハシでかきまわさないこと。
- 煮汁が見えにくくなってきたら中火にして5分程、
ほとんど見えなくなってきたら極弱火にして5分ほど炊けばできあがり。 - できあがったら、火からおろしてそのまま冷やす。うちわで扇いでも良い。
こんな感じです。
なれている人がやれば大したことはないのだそうですが、よく知らない人はめんどくさがってやらないみたいです。
スーパーでくぎ煮を買うと、100gが1000円、とかで売られてますから、どう考えても自宅で作る方がオトクなんですが、その辺は考え方は人それぞれかなと。
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いかなごのくぎ煮の作り方 保存方法
それでいかなごのくぎ煮、1kgも炊いてすぐに食べてしまえるわけもないので保存することになるんですが、保存方法はどうなるのか?
といっても、心配するほどのことはありません。
そもそも、いかなごのくぎ煮自体が保存食になりますので、常温でも1ヶ月程度は持ちますし、タッパーウェアに入れて冷蔵庫に入れて2ヶ月位は大丈夫でしょう。
ジップロックに入れて密閉して冷凍保存すれば1年持つと思います。
我が家では、夏の終わりごろには食べきってしまうので、タッパーウェアに入れて冷蔵保存で十分ということになるんですが。
いかがでしょうか。
いかなごのくぎ煮、ご飯のお供やおにぎりの具にいいんですよね~。いかなごにレモン、クルミ、山椒、なんかを入れたりするのも美味しいです。
ちょっと食べるだけならスーパーや通販で購入するのもいいんですが、高く付きますから、やっぱり自宅で作るのが基本じゃないかなと。
料理しない自分がいうのもどうかとは思いますが。