半旗の揚げ方 弔意を示す場合の方法

半旗って、弔意を示す時に揚げるものだ、ということはなんとなく知ってるんですが、実はちゃんと見た記憶がありません。

3月11日の東北大震災の日にも半旗が揚げられていたと思います。自分としては、個人的に国旗を揚げることはないのですが、正式なやり方はどうなるのでしょうか?

確認しておきたいと思います。

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半旗の揚げ方 半旗の由来

そもそも、半旗って何なのか?由来を確認してみます。

半旗とは

国旗などを旗竿の頭から竿の長さの3分の1ほど、または旗の丈の半分ほどに下げて掲げることを半旗(はんき)といいます。

ということだそうです。

半旗の揚げ方は、ウィキペディアによると、

旗を旗竿の最上位まで掲げ、その後に旗竿の半旗の位置にまで降ろすことで行われる。半旗の位置とは、おおよそ旗の一辺から旗竿の2分の1の範囲であり、半旗であることが分かる位置であればよいとされる。

ということだそうです。

旗竿の頂点から少し下げた位置で旗を掲げるということみたいですね。

半旗の由来

かつて船において弔意を表す方法であった国旗に喪章を付ける(弔旗)慣習が、洋上では視認しにくいとして国旗を半下する方法に変化したもの。

ということだそうで、元々は海のマナーということになるんでしょう。

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半旗を掲げる日

3月11日の東北大震災の日には半旗が掲げられていましたが、半旗が掲げられる日というのがあるそうです。法律で決まっているのではなく、閣議決定されて通達されるもののようです。

政府機関に一斉に半旗が掲げられた例

3月11日、東日本大震災が発生した日
同日に国立劇場で挙行される東日本大震災追悼式に併せ、政府が半旗を掲揚するよう各官庁、学校、企業等に求めている。
8月15日、戦没者を追悼し平和を祈念する日(終戦の日)
同日に日本武道館で挙行される全国戦没者追悼式に併せ、政府が半旗を掲揚するよう各官庁、学校、企業等に求めている。
天皇・皇后、およびその他皇族の葬儀の日
近年では昭和天皇の大喪の礼、香淳皇后の斂葬の儀、高円宮憲仁親王の斂葬の儀の際に半旗が掲揚された。その都度、政府より各官庁、学校、企業等に対し協力を求める通知が出される。
内閣総理大臣経験者の葬儀の日
政府官庁が半旗を掲げた。
1995年(平成7年)阪神・淡路大震災
全省庁的に半旗を掲げた。
2011年(平成23年)東日本大震災
発災(3月11日)から1ヶ月間、全省庁的に半旗を掲げた。都内の小中学校などでは4月末まで掲げられていた。

他にもあるようですが、いずれにしても、国家的な災害や要人が亡くなった時などに掲げる感じですね。

いかがでしょうか。

半旗は通常国旗が使われますが、企業であれば、創業者の葬儀の際には社旗を使用して半旗を掲げるということもあるようです。

掲げられた半旗を見たときぐらいは、死者への哀悼と生きている有り難さを思い出すようにしたいものです。

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