四国遍路で地図はどうしようか?

お遍路さんに出るんなら地図は必須ですよね。車の場合はカーナビがありますし、歩きでもスマホが使えますが、やっぱり紙の地図は持っておきたい。自分の場合は歩いている最中に見るよりも宿で次の日のプランを考えたりする時に使ってました。そして、色々書き込みをしておくと、後から見返した時に、「ああ、そういえばあそこであの人に・・・」というようなことを思い出すんですね。思い出つくりのためにも地図は重要アイテムじゃないかと思います。

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四国遍路の地図はどれがいい?

四国88箇所の地図は色々販売されているので、どれも一長一短なんだと思います。自分の場合はへんろみち保存協会の発行しているこれでした。

もう、これがバイブルみたいな感じでしたね。

札所から札所への行程や距離、各宿の連絡先や打ち方の注意点など、ほぼこれ一冊でOK、という感じでした。通販でも売ってますが、各札所でも販売されているので最初に参拝した時に購入すれば良いんじゃないかと思います。

もちろん、この地図も完璧というわけには行きません。残念ながら出版物はリアルタイムで修正できるわけではないので、民宿やホテルは廃業しているところもありましたし、逆にこの本に載っていない民宿もありました。しかしながら、どれだけ助けられたかということを思うと、感謝をせずにはいられない一冊です。

地図ということだけで行けばネットでも調べることは出来ますし、場合によってはYouTubeで先行して状況を確認することも出来ますから、それで良いのかもしれませんが、おっさんの場合はやっぱり一冊はこういうのがほしいのです。

四国遍路、地図がなくても行けるのか?

これはウィキペディアの地図ですが、正直今の御時世ネットに繋がれば地図はいくらでも見れるので行けなくもないと思います。

Shikoku_Pilgrimage_Map01

しかしながら、山奥などでは電波がつながらない場所もあり、遍路マークを頼りにしたり立て札や標識を頼りにしながら歩くこともありますので、念の為に紙の地図もあったほうが良いと思います。

それと、大切なことを忘れてました。

遍路で大切なことのひとつは人とのふれあいです。地図以上に重要なのは人に道を尋ねること。知っていてもあえて聞いてみる、という感じでちょうどいい。そんなに人口の多くない四国の道で、出会った人に道を教えてもらいながら歩く。そんな時に、地図を見ながら、どう行けばいいんですかと尋ねることが出来たほうが人間的じゃないかな、なんて思うわけです。