メダカを飼う時の水換えはどうする?

さてそれで、メダカを飼うとなったら水の管理が大変じゃないかなと思うんですが。ただ、屋外で飼うことにして睡蓮鉢に赤玉土を入れて、タニシとか水草とかを入れておけばあとは蒸発した水を加えればよし、ということだったと思うんですが。使う水も水道水を2、3日汲み置きして塩素が抜けていればそれでいいということのようですし。それで実際のところどうなのか、もうちょっと調べてみました。

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メダカを飼う時水換えの水は水道水でいいのか

メダカを飼う時の水は水道水でいい、ということなんですが、水替えの時もそれでいいんでしょうか。調べたところによると、カルキ抜きした水道水でOKということでした。そして、屋外で飼うなら水は蒸発した分を継ぎ足す程度でいいようです。

ただし、これは水槽に対してメダカの数が少なめで、水草もそれなりになっているといういわゆるビオトープ、自然の池に近い状態になっている場合ということのようです。

メダカの数が多すぎる場合などはある程度の頻度で水を換えてやらないと、有害な硝酸塩などが蓄積されるのだとか。バクテリアがうまく機能していればそういう物質も分解されるようですが、飼い始めは少し注意したほうがいいのかもしれません。

メダカを飼う時の水換え頻度は?

屋外の睡蓮鉢と屋内の水槽では状況が変わってくるようです。

屋外で環境のバランスがうまく取れている場合は水が蒸発して減っていると感じたところで水を足せばいいのですが、屋内の水槽の場合はそうも行かないようです。

ではどれくらいがいいのかというと、メダカの活動が活発な夏場で週一回、それほど活発でない春、秋で2週間に1回、ほぼ冬眠状態の冬場は水換えをする必要はないそうです。

注意点としては、水槽の大きさとメダカの数の問題で、メダカが多いと水も汚れやすく水換えもこまめにする必要がありますが、逆にメダカの数が少なければそこまで気を使わなくてもいいということになります。

あと、取り替える水の量ですが、一回に1/3程度、底の方の汚れている水をポンプなどで吸い出して代わりにキレイな水を足すということでいいみたいです。

吸い出すポンプは電動のものもあるでしょうが、お手軽なのは灯油ポンプ。メダカを吸い込んだりしないように先をガーゼなどで覆った状態で水を吸えばいいようです。

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あと、環境を考えた場合できれば水槽は大きめが良いようです。水槽が小さい場合はメダカの数を減らしておくこと。メダカにかぎらず生き物を飼う時、狭いところに詰め込むのは最悪ですから、数が増えたら水槽を分けるとか誰かにおすそ分けするとか、そういう配慮は重要です。

メダカを飼う時の水換えの手順

水換えの手順、という程でもないですが念のため。

1.水槽の壁面が汚れたら掃除しておく。

2.灯油ポンプなどを使って底の方の汚れている水を吸い取る。ゴミなども一緒に吸いだすと尚良。

3.水を1/3程度吸い出したら、カルキ抜きをした水道水を継ぎ足す。

こんな感じです。

なお、屋外の睡蓮鉢で飼う場合は、カルキ抜きした水道水を足すだけでOKです。水の量に対してメダカの数が少ないほど水が汚れにくくなりますから水換え頻度も少なくて良くなるでしょう。

(注意!)

なお、おすすめできないのは水換えの時に水槽の水を全部取り替えてしまうこと。これは水はきれいになるのですが、せっかくここれまで作り上げてきた環境が台無しになります。

メダカは元来強い魚ですからそんなに手間を掛けなくても大丈夫だそうです。水面をスーッと泳ぐメダカ、いいですよね~

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