高齢者は賃貸が借りられない 賃貸派が後悔した瞬間とは

年を取って家が持ち家か賃貸か。

これは結構重要な問題だと思います。

大体の人は持ち家がいいと思っているんでしょうけど、賃貸のほうが気が楽だと言う人もいるでしょう。

今回見つけたのは、賃貸の人が後悔する瞬間、というもの。

いったいどういう時に後悔するのか見てみましょうか。

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高齢者は賃貸が借りられない?賃貸派が後悔した瞬間3つ

まずは60歳以上の人が持ち家か賃貸かという比率。

自分のイメージでは結構賃貸の人もいるんじゃないのかと思ってたんですが、ずっと賃貸という人の比率は9.4%だったんだとか!

これは少ないですね~。

家を買ったり賃貸に入ったりという人もいるんでしょうけど、ずっと賃貸という人がこんなに少ないとは思ってませんでした。

また、そのずっと賃貸という人の中で後悔したことがあるというのが38.1%なんだそうで、ということは、ずっと賃貸で後悔したことがあるという人の比率は、全体の中の3.6%しかいないようです。

100人中約4人ということですから、かなり少ないという印象です。

ではどんな時に後悔したのかを見ていきましょう。

賃貸派が後悔したランキング

第1位・・・「これから(老後)の家賃を払い続けられるかどうか不安を感じたとき」

第2位・・・「持ち家ではないため、“社会的な信用度が高くない”という事態に遭ったとき」

第3位・・・「新たな引っ越しを希望しても契約がしにくくなったとき」、「人生で“マイホームを手に入れた!”という達成感や満足感がないと感じたとき」、「バリアフリーなど自由にリフォームができないとき」

という結果でした。

いずれもそうですよね、と言いたくなるような理由だと思います。

では順に見てみましょうか。

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これから(老後)の家賃を払い続けられるかどうか不安を感じたとき

これはどんな人にもあると思います。

持ち家の人でも住宅ローンが払いきれるのか、ということで同じ悩みがあるんじゃないでしょうか。

先行きが不透明なだけに仕方ないとは思います。ただ、この手の不安はどんなに対策しても資産があろうがなかろうが出て来る話なので気にはなるけれども気にしてもどうにもならないんですよね。

持ち家ではないため、“社会的な信用度が高くない”という事態に遭ったとき

これはちょっと屈辱的なこともあると思います。

特に定年後会社の肩書がなくなると一気に社会的信用もなくなって自分が社会から必要とされていないと感じる瞬間が訪れるわけで、子供が独立し配偶者が死亡して家もないとなったらいったい自分はどうしたらいいんだろうということになるのかもしれませんね。

これも気にしなければいいだけのことではあるんですが家ぐらい買っときゃよかったと思う瞬間なんでしょう。

新たな引っ越しを希望しても契約がしにくくなったとき

これはつらいですよね。大家の立場からすると高齢者は先が短いし年金頼みだということならキッチリ家賃を入れてくれるかどうかが心配ということですから。

それに高齢者の場合は病気になったらどうするのかとか、亡くなった後の部屋が貸しにくいとか色々問題があるようです。

人生で“マイホームを手に入れた!”という達成感や満足感がないと感じたとき

損得は関係なく自分の家を持ちたい、と言う気持ちがある人が多いのでしょう。

満足感、と言う意味では賃貸では得られませんからね~。

バリアフリーなど自由にリフォームができないとき

これもありますね。賃貸はきれいに借りてそのまま返すというのがルールでしょうから、勝手なリフォームは駄目ですよね。

高齢者になるほどちょっとあそこに手すりがほしいとか、ここの段差をなくしてほしいとかそういう要望が出ると思いますがそれが思った通りに出来ないのはストレスだと思います。

いかがでしょうか。

持ち家も賃貸も一長一短あります。持ち家だから後悔したということも賃貸だから後悔したということもあるわけです。

しかしいずれもそれは自分が決めた道。後悔しないように選択したいものです。

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