カブトムシの飼い方!さなぎ飼育の注意点とは?

カブトムシのさなぎの飼育方法で注意点なんかあるのか?さなぎなんて餌も食べないし、そもそも動かないんだから放置しておけばいいだけなんじゃないの?と思ってましたが、若干はあるみたいですね。どんな注意点があるのか調べてみましょうか。

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カブトムシの飼い方!さなぎを飼う時の注意点

カブトムシにかぎらずさなぎになる昆虫はたくさんいますが、飼っていて一番つまらないのが卵とさなぎ。なにしろ、動きませんから、生きているのか死んでいるのかさっぱりわからない。それは観察の仕方が不十分だからなのかもしれませんが。

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カブトムシの幼虫がさなぎになる時期は?

カブトムシの幼虫がさなぎになる時期は、だいたい5月上旬から6月中旬。そのころになると土の中に潜ってさなぎになる、ということです。温度管理は20℃~30℃でよさそうですが、この時期の普通の部屋なら特に何もしなくてもいいんじゃないでしょうか。

それで、実際のところ重要なのはやっぱり安静にしておくこと。あとは水分管理。水分管理は幼虫の時からやっておく必要がありますが、湿らせすぎてはいけない。イメージは木陰の土でしょうか。手で軽く握って玉が作れる程度だそうです。

直射日光があたっているとか言うのは論外ですが、日陰になっているのならカラカラに乾くことはそうないので、そんなに水をやらなくてもいいようです。むしろ、水をやり過ぎて水たまりができたり、カビがはえたりキノコが生えたりしたほうが困ります。そして、さなぎになってしまったら、もう触らずにそっと見守ること。これが何より重要です。

もしも蛹室を壊してしまったら?

本来はさなぎになったらもう何もしないのが一番いいのですが、カブトムシのさなぎがマットの上に出てきたり、蛹室を壊してしまったらどうするか?

そんな時は人口蛹室を作るといいようです。

色々やり方はあるようですが、一番簡単そうなのはトイレットペーパーの芯を使う方法。

  • トイレットペーパーの芯を用意して筒を半分の長さに切る。
    これはさなぎの大きさにもよりますので、さなぎが大きければそのまま使えばいいです。
  • トイレットペーパーの芯の底にガムテープを貼る。
  • トイレットペーパーの芯の底に霧吹きで少しだけ濡らしたティッシュペーパーを
    適当に詰める。
  • とにかくそっとやさしくさなぎを投入。
  • クリアケースなどに立てて置く。トイレットペーパーの芯に蓋をする必要はない。
  • 無事を祈る。

※なお、これは国産カブトムシに対する方法で、外国産のものは習性が違う場合があります。

さなぎ飼育のポイントをまとめ

1 飼育は幼虫と同じ温度管理で、安静にしておく
2 サナギ期間は約1カ月
3 マットの水分は軽く握って丸い玉ができる程度
4 飼育ケースは15cm~20cmの深さがある物を使用
5 蛹室を壊さない 壊した場合は人工蛹室で対応
6 サナギになったかどうかわからない場合は露天掘りをしてみる
7 蛹室内の水たまりはふき取り、キノコが生えていたら除去する

手間がかからないさなぎですが、注意点はいくつかありますね。
無事に成虫になるのが楽しみです。

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