合格祈願で絵馬を奉納する由来は?

受験シーズンですよね。

1月には合格祈願なんて結構行きますが。

受験生自らが参拝したり、代理で親が参拝したり。後から見れば受験なんて大したことではないのですが、当事者やその家族は大変だと思います。

それで、なんだか効果があるのかどうかよく分からないグッズを買ったり、お守りを頂いたりしますが、その中で絵馬もかなり奉納されます。

ところで、絵馬ってなんで絵馬って言うんでしょうか?合格祈願以外でも色々と願掛けのときには絵馬を奉納しますが気になったので調べてみました。

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絵馬はもともと神に捧げる馬だった?

昔、神様は馬に乗ってやってくると思われていたそうで、神様に来てほしければ馬を奉納していた、ということらしいです。

当然そんなことが出来るのは権力者だけですから、一般庶民は馬の代わりに絵を書いて奉納するようになったんだとか。

現代では馬以外にも合格祈願なら菅原道真公が書かれたりしてますが、それでも絵馬というのは、もともとが本物の馬が奉納できない代わりだった、ということなんですね。

なお、今のように合格祈願に絵馬を奉納するようになった歴史はかなり新しく、昭和になってからなんだそうです。

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絵馬の願い事の書き方は?

絵馬は願いを叶えるために奉納するわけですが、その願い事の書き方はあるようです。

ただ、それは諸説あり、一概にどれが正解、というわけでもないようです。

例えば、願い事を書くにしても、昔は隠れて願うものだった、ということで、具体的な願い事は書かず、また、自分の名前も書かず、「巳年男」くらいを書いておくということだったそうです。

しかし、現在では願い事は明確に書いたほうがいいし、どこの誰かも明確に書いたほうがいいということで、大学合格祈願なら、○○大学●●学部合格、とかいて、住所氏名も記載する事が多いようです。

実際にどれがいいのかは奉納する神社によってしきたりが違ったりするので気になるなら確認してみるのがいいと思います。

個人的には、願望はハッキリさせないと叶わない、という気がしますから、大学名、学部、住所氏名など、全部書いておくのがいいかなと。

ただ最近は、個人データの問題があるので、住所は市くらいにして名前もイニシャルに、とかいうこともあるそうですので、このへんはちょっと考えたほうが良いのかも知れません。

いずれにしても決意表明ですから、正確に意志が確認できるようにした方がいいんでしょう。神様はお見通しだと思いますから、これは人間側の問題として、ということで。

そうそう、願い事は絵が書いてない裏面に書きますが、雨なんかで消えないように油性ペンでハッキリと書いておくのが良いそうです。

がんばってくださいね。

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